宇原獅子舞とは…
宇原獅子舞は150年以上に亘り伝承されてきました。 歴史上の記録では、護持村(現:夢前町)より習得したとされています。安政5年(1858年)に山崎藩主の本多忠明が肥前守を命じられ、その祝賀会で披露しました。『記録:山崎藩覚書帳』 昭和62年10月8日には、山崎町より指定文化財を受けました。全国でも数少ない毛獅子で紺木綿布に馬のたてがみを縫い付けてあります。雄は黒と茶のたてがみを使用し、雌は白と赤茶のたてがみを使用しています。 獅子頭は雌雄対となり、ハリコ製(重さ約6kg)で、黒漆の上に金箔を施してあります。年代を重ねているため今では黒光りの方が強く、重厚さを加えています。 十二種類の舞があり、低い姿勢で生きているように舞うのが特徴です。
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